|
一説によれば、1598年にジャガトラ(現在のジャカルタ)から長崎に持ち込まれたのが「ジャガトラいも」。転じて「じゃたいも」と呼ばれるようになったとか。ナス科の植物で、地下茎の先端に、でんぷんが蓄積したもの。暴風や冷害にも強く安定した収穫が得られるので、九州各地から広がり、全国で栽培されるようになりました。
豊富なビタミンCはでんぷん質に包まれていて、加熱しても損失が少ないのが特徴。カリウムも豊富。どちらも水溶性なので、汁ごと食べる調理法なら効率よく摂取できます。サラダやコロッケにはホコホコの「男爵」、肉じゃが、シチュー、カレーには煮崩れしにくい「メークイン」が向きます。有毒物質ソラニンが含まれる発芽部分は根元からえぐり取り、緑色になった部分は厚めに取り除きましょう。風通しの良い冷暗所で保存を。リンゴの発生物質エチレンが発芽を抑制してくれるので、一緒に保存するのも良いでしょう。
|