
これから、お料理を学ぼうとされる学生さんに一言。お料理とは不思議なものです。限られた食材でも、作る人の腕次第でいろいろなお料理ができます。兵栄は、教育のモットーに思いやりの心を上げています。料理人として大切な心だと思います。"お料理もちょっとの工夫でこのうまさ"いつもお客様の喜ぶ顔を心の勲章にして、工夫を忘れずお料理の道を歩き続けてください。

日本は四季のある国。季節ごとに旬の食材があり、それらを生かした多彩な料理があります。和食を志すなら、ぜひ「ほんまもん」の食材を見分ける練習をしてほしいと思います。私たち料理人の喜びは、お客様に満足していただけること。そして、料理の道に進んだら、目的をもって人より一歩前に出る努力をしてください。

これから料理の世界に入る人へ。まずは食べること、作ることを好きになってください。好きならば必ず続けることができます。そして、気力と体力を持ち続けてください。五感のすべてで感じ、すべてを使って創造することを心掛けねばなりません。この数十年で凄い進化をとげてきた日本の料理界。今後は世界に通用する料理人が日本から生まれることを期待しています。それがアナタでありますように。

調理師学校で勉強していた人は「心構え」ができているし、基礎的なことを身につけているので伸びやすいですね。中国料理は四川・北京・上海・広東など、 30以上もの種類があります。その中のひとつの料理を突き詰めていくだけでも、たくさんの知識が必要になってきます。皆さんも、いつまでも初心を忘れずに学び続けてください。プロになるためにも、プロであり続けるためにも、一生勉強することが大切です。

今、能力や技術があれば、誰にでもステップアップのチャンスはあるはず。ですが、それには学ぶことを惜しんではいけません。調理師学校で基礎をしっかりマスターすることです。料理を創作するにおいても、基本のできている人の一皿は、一味も二味も違います。味は五感を開き、作って食べて覚えるものです。勇気と夢を忘れずに。ボンコラージュ!